一流をめざそう
なぜ一流を求めるか
皆さんは、なぜ一流品と言われるブランド品を買い求めますか。
他人が持てないものを持つ満足感
自分が一流の人間であることを表現したい
贅沢を味わう
それは、一流品がもつデザイン性、機能性、使い勝手のよさにあります。一流品は、決して安くありません。よいものを選別し、高度な技術を追求し作り上げられています。コストもかかっていますので、高価であり、贅沢品とも言えます。贅沢のために一流を求めるのは、本物の一流ではありません。一流のものを身につけるのは、その深い味わいに、精神的な豊かさを感じるからです。精神的豊かさを味わうために、お金を払うことこそ、本当の贅沢です。
一流は安心
人々が、一流品にお金を払うのは、精神的な豊かさを求めていると同時に、一流なものには「安心感」があるからです。その安心を提供するために、高度に技術を磨き、頑固さをつらぬき、自分自身をさらに高める努力を失わず、また、革新にも敏感であり続けることも必要です。一流であり続けるための努力なくして、一流は維持できません。
一流 or 二流
あなたは、一流のキャビンクルーですか。それとも、二流クラスですか。一流のキャビンクルーは、彼女の持っている知識や技術に裏付けられた振る舞いで、お客様に安心感を与えています。一流のキャビンクルーは、日々、自分を磨き、中身も充実させています。また、ブランド品を身につけることもよいことです。しかし、一流のキャビンクルーは、そのブランド品が、なぜ一流なのかを知っている人です。
参考文献
- 「サービスの話」清水 滋著 日経文庫
- 「サービスの科学」前田 勇著 ダイヤモンド社
- 「ホテル産業界」原勉・岡本伸之・稲垣勉共著 教育社新書
- 「感動を創る」橋本保雄著 TBSブリタニカ社
- 「喜ばれるもてなしの秘訣」橋本保雄・塩月弥栄子共著 大和出版
- 「サービスの法則」田辺英蔵著 ダイヤモンド社
- 「サービスの本質」田辺英蔵著 ダイヤモンド社
- 「観光と観光事業」国際観光年記念行事協力会編
- 「旅行業界」 皆川慎吾著 教育社新書
- 「ヘッドウェイター必携」加藤祥・鈴木博著 柴田書店
- 「接客の達人」秋田美津子著 21世紀ブックス
- 「接客の極意」秋田美津子著 21世紀ブックス