仕事と健康・家庭講座

 

結婚生活

 

離婚の果て

 

あえて最初に離婚のことを書きます。

一般女性にも言えることですが、女性は離婚した後に、経済的に自立できている人が少ないという点です。多くの離婚組は、子供を抱えながら生活をしています。就職するにも、育児との兼ね合いがむずかしく、残業がある正社員勤務に就けず、アルバイトや契約社員としてなんとか生活をしています。別れたご主人からの養育費も滞りがちになります。

それ以上に、問題は、社会で十分な給料をもらえるほどの能力を身につけていないのに、自立の道を選んでしまっていることです。そして、いざ仕事探しをすると、社会のきびしさを知ります。若い頃に夢みていたそこそこの生活レベルとは違う結果になってしまっています。

世の中を見回しても、母子家庭で経済的に余裕がある生活を送っている人は、ほとんどいないというのが現実です。子連れ離婚は貧困のはじまりと言えます。

 


離婚と寂しさ



離婚は結婚する時より何倍も大変だと言われている。夫婦関係の悪化で散々な日を送ってきているので、一方では離婚して清々している自分がいる。ところが時間が経つにつれて寂しさが出てくる。子供連れ仲よし夫婦などを見たり、結婚している友人たちと会ったり、食事をしたくても簡単には行かない。そしてひとりで過すことが多くなる。


子供への影響

 

離婚は子供にも影響を与えます。離婚は、いままで仲良かった夫婦が突然別れる訳ではありません。それまでには、長い期間の夫婦間のあつれきがあります。家の中で、会話と笑顔がなくなります。子供は、それを見ています。そして、両親が仲良くなることを心の中で祈っています。そういう毎日を過ごす中で、子供の精神に影響を与えていきます。子供の表情も暗くなり、暗い子は学校に行けばいじめにもあいます。パニック症やチック症になることもあります。そのあげくに引きこもりになる子もいます。

そして、そのような両親の夫婦関係をみて育った子供は、適齢期になっても、結婚について悲観的になることがあります。結婚しようとしない若者の中には、このような環境で育った人もいます。

 


別れは女性側から

 

 

渡辺淳一によると、夫婦の間で、別れを決めるのは8割がた妻側だそうです。たぶん皆さんのまわりで離婚したお友だちも、自分から別れを決断したというでしょう。一方、夫婦ケンカをしても、たとえ妻側が浮気をしても、男性は離婚まで考えないものです。妻の浮気では、多くの男性は見ないふりをしているそうです。「懲りない男と反省しない女」渡辺淳一著より

 


決めるのは女性

 

動物の世界では、どのオスを受け入れるか、ほとんどの場合はメスが決めています。人間の世界も、それに近いと言えます。一見男性が決めているように見えても、最終的には女性が決めています。受け入れる、受け入れない、

別れる、別れない、その結果について、責任を負うのも自分です。



発情期

 

多くの動物は、発情期があります。そのときに交尾が行われます。ヒツジの発情期間は、それほど長くはありません。オスは、その期間内に多くのメスと交尾します。精子をどんどン放出していきます。そのため、他の動物にくらべ、体重の割には大きな睾丸を持っています。一方、たぬきは、一夫一妻制をつらぬきます。睾丸を大きくする必要がありません。とにかく、タヌキのおちんちんは小さいのです。

す。

 


下半身に倫理なし

 

男は溜まったらムラムラ、下半身に倫理がなくなる。神様が、そんだったら種の保存を図れと背中を押してくる。そうはいっても家では相手してもらえない。そこで一人でするか、誰かをみつけて吐き出すことになる。そして、スッキリすると冷静になる。そして、なんでこんなことしたのだろうと後悔する。それが男です。させてもいないのに、もうやらせてあげないからという。それが女です。


ライオンの子殺し

 

大阪で、3才の男の子が母親の交際相手に熱湯をかけられ死亡というニュースが流れてきました。ライオンの世界では、他のオスの子育てしているメスがいると、オスはその子ライオンを殺すことがあります。子育て中のメスライオンは、発情をしないからです。そこで子育てを終わらせるために子殺しをします。連れ子虐待事件はよく耳にします。ライオンのオスと似たような行動かもしれません。


オスの習性

 

渡辺淳一によると、動物のオスは獲物を狩りにいく習性を持っている。男もその習性を兼ね備えている。そこで、時々単独行動をとることがある。たとえば、旅行の旅先で、時間があると、ちょっとゴルフをしてくるなどと言って出かけてしまう。リモートワークになりフラストレーションが溜まっている男性が増えている。一日中デスクに向かったり、家の中に閉じ込められたりしている。単独行動がとれず、フラストがたまっている。会社に行くのも狩りに出るのと同じ。コロナ前、仕事が終わっても、ちょっと寄り道などしてなかなか家に帰ろうとしない人が多かった。家族と一緒にいるのは嫌いじゃない。だけど、ちょっと本屋に行きたくなる。ちょっとパチンコに行きたくなる。それが男なのです。


男はテストステロン

 

男は、1回の射精で1億個前後の精子を吐き出している。その精子をつくる場所は精巣(いわゆる玉袋)。作られた精子は、前立腺のうしろあたりにある精嚢(せいのう)に送られ、射精を待っている。1回の射精で、5000万個~1億個の精子が放出される。そして、1日に生成される精子の数は、1億個前後です。

精子の生成過程では、テストステロン値(男性ホルモン)も高くなる。テストステロンは活力や攻撃力、判断力、瞬発力の源になっている。そこで、生成した精子を吐き出すことが大切になってくる。在庫が減れば次の製造にかかる。いつも在庫がいっぱいであれば、次の製造を控えてしまう。そして製造能力も落ちてしまう。テストステロンは男の活力の源なのです。

 


命果てるとき

 

神様は、いつもそれぞれの種の保存を考えている。そして、生き物たちにその本能を与えている。精子が溜まると発情させる(ムラムラさせる)。そして精子をばらまくよう仕向ける。それで種の保存が図られている。男(オス)は放出する性となっている。

種の保存の役割を終えると、世代交代させる。サケは産卵すると終る。あるトンボの雄は受精させると、1週間後に命が亡くなる。人間のオスも同じ。種の保存活動をしなくなると、テストステロン値も低下し、男(オス)の部分が衰え、世代交代に近づいていく。

 


オスの悩み

 

ところが在庫一掃セールをしたくても、パートナーには断られてしまう。一人で射精するには、家が狭くてそんな場所がない。どんどんテストステロン値が下がってしまう。受験生の息子たち、エッチ動画(昔はエロ本)にお世話になっている。そしてテストステロン値を高めている。テストステロンは活力(=がんばり)の源ともなっている。子供部屋にHなものがあっても、見ないふりをするのは母親の役割です。

ダンナは、子ともたちが分別つく年ごろになるまでは、長生きさせておいたほうがよい。男が早死にすると、家が落ちぶれていくからだ。昔、「ダンナは元気で留守がいい」という言葉が流行った。ダンナの相手をしなくなったなら、どこかで放出させたらよい。感謝されるし、元気でいてくれる。大切にしてくれる。


女はエストロゲン

 

性交痛などを扱っているペインクリニックの女医さんが、動画で男と女の生理についてくわしく解説している。オーガズムを感じる機会が少なくなると、エストロゲンも少なくなる。エストロゲンは閉経時期とも関係がある。エストロゲンは女性らしさを保つのに欠かせないホルモン。相手がいなければ、セルフでもよいからオーガズムを感じなさいと教えている。



 

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