第3章 志望動機・自己PR文
志望動機について悩んでいます。私は、客室乗務員のお客様に感動を与えられ、自分も感動していられる点に魅力を感じています。ですが、面接などでそれだけを言うのでは甘いと、とらえられてしまうのでしょうか。この志望動機についてご意見を伺いたくメールしました。S航空とJ航空共に最終落ちしてしまったのは、こんな志望動機の甘さにあるのかなと思っています。
E美
航空会社のみならず、他の多くの企業でも、応募者に対して、「志望動機」と「自己PR」の提出を求めています。この2つの質問によって、応募者が、自分たちの会社に合った人なのかを推し測ろうとしています。応募者が書いた内容を見ると、応募者の能力、考え方、企業に期待していることなどが分かるからです。質問に的確に答えていなかったり、内容が論理的でなかったり、書き方が汚かったりすれば、その応募者の弱い点も推測できます。
志望動機がなかなか書けず、困っている方を多く見受けます。これからの人生、自分が何をやりたいのか、まだまだ模索している方々だと思います。客室乗務員になるのは手段です。目的ではありません。客室乗務員になって何をしたいのか、さらにその先の人生をどのように送りたいのか、もう一度考えてください。それが志望動機です。
航空会社は、この方を客室乗務員にさせたら、CAとして、何をしてくれるかを、志望動機欄や面接で見ています。また、そこに書かれている内容から、その応募者が、しっかりした考えを持っているかも見ています。
志望動機は、それがしっかりした考えに基づいているのであれば、個人的なことでもかまいません。ただ「海外に行ってみたい」のと、客室乗務員になって「卒論テーマの地をたずねる」とでは、目的意識がおおいに違います。目的意識をしっかり持っている人は、仕事にもそれが現れるからです。
しっかりした「志望動機」や「自己PR」の作成は、書類審査を通過するためだけではありません。志望動機や自己PRで、自分の考えがまとまっていると、その後の面接でのやりとりでとても役に立ちます。
就活を機会に、自分の「人生軸」をしっかりしたものにしてください。
自己分析 ― なぜなりたいのか
志望動機を書くにあたって、まず、客室乗務員になりたいのはなぜなのか、ホンネで書き出してみるとよいです。お客さまに感動を与えたいというのも理由の一つだと思いますが、それだけではないと思います。
どこそこの国に行ってみたい
自分が成長できる
他人よりカッコよく生ることができる
他人よりよい生活ができる
デスクワークはしたくない
多くの人に接することができる
身体を動かしているのが好き
CAの友人に影響された etc.
本当の気持ちを書き出してみます。そして、「なぜ、外国に行ってみたいのか」「なぜ、他の人よりカッコよく生きたいのか」も書き出します。冷静に見ると、それらの中には、客室乗務員にならなくても、達成できるものがあります。
塾長が、客室乗務員になりたかった理由のひとつは、実家が飲食業だったからです。そこで、サービス業に就こうと考えていました。世界の飲食サービス業を見てみたというのが大きな理由でした。
自己分析 ― 何をしたいのか
「客室乗務員になって何をしたいのか」では、
*航空会社の客室乗務員として何をしたいのか
*個人として何をしたいのか
があります。客室乗務員として、機内で、どのような仕事をしたいのかをまとめてください。それと同時に、客室乗務員の仕事を生かして、個人的には、何をしたいのかも書き出してください。
「外国に行ってみたい」「人よりカッコよく生きたい」という本音があったとします。ここでは、それらに対して、その理由を書き出します。なぜ外国に行きたいのか、なぜカッコよく生きたいのかを考えます。あなたが考える「なぜなりたいのか」について、その答えを書き出してみましょう。
自己分析 ― 社会に出るための準備
次に、これまで、自分自身が、「社会に出るため」に、どのような準備を行ってきたかを書き出してみます。採用側がまず知りたいのは、その応募者が、「社会に出る準備をどれほどしてきているか」です。そして、次に、「客室乗務員になるため」に、どのような準備を行ったかも書き出します。それは、なにもサービスに関わることでなくてもかまいません。
上の事例のように、「感動を与えたい」というのは、とてもよい動機です。しかしながら、実践を知っている面接官から見ると、本当なのかなという部分があります。なぜなら、実際の機内では、いつも感動という訳にはいかないからです。そこで、必要なのは、なぜ感動を与えなければならないのか、理論的に説明できるかどうかです。面接官は、そこを知りたがっているのです。上の例でいえば、応募者が言っている、「感動を与える」がホンモノかどうかを見極めようとします。
自己分析 ― あなたの人生目標
1次から2次へ、2次から3次へと、面接が進むにつれて、面接官の関心は、応募者の中身に移っていきます。あなたが、人生目標をしっかり持っている方なのか、何か太い柱を持っている人かなども見ています。それは、志望動機や自己PR文にも表れます。自社の一員として活躍してくれるかどうかを見ているだけではありません。客室乗務員は、いろいろな誘惑や夜中に仕事をするなど生活リズムも乱れます。生活に流される人もいます。しっかりした考えを持った方に来て欲しいと考えているのです。客室乗務員として、5年後、10年後に、自分はどのようになっていたいのか。個人生活の面では、どのようになっていたいのか。この2点について書き出してみます。
航空会社選択のポイント
いままで行なってきた自己分析は、主に、「なぜ客室乗務員になりたいか」でした。航空会社側が知りたいもう一つのポイントに、「なぜ当社なのか」があります。選択理由についても、自分なりに書き出しておくとよいでしょう。選択理由については、その後の面接でも聞かれることがあります。これも素直な気持ちで書き出してみてください。
「なぜ当社なのか」の選択理由については、航空会社によって、その重点の置き方や関心度が違ってきます。日本を代表していると自負している航空会社と、それを追随し対抗意識を持っている航空会社では、「なぜ当社なのか」についての関心度が違ってきます。追随している航空会社のほうが、この質問を多く発する傾向にあります。
長年、JALの採用担当者は、応募者が自分たちの会社に応募してくる理由を知っていましたので、航空会社選択理由より、「なぜ客室乗務員になりたいのか」の方に関心が向く傾向にありました。ところが、経営状況が悪くなり、JALは就職人気企業ランキングが落ち込んでしまいました。一方、ANAは人気ランキングでトップに躍り出ています。そこで、面接官の関心も、JALでよいのですかという意味で、「なぜJALなのか」を聞くことが多くなってきています。
中堅航空会社は、自分たちの会社でがんばってくれる人を求めていますので、「自社を選んでくれた理由」について、さらに、関心を持っている可能性があります。
志望動機を書く
あなたの過去、現在、未来が書き出されました。なぜ、客室乗務員になりたいのか、いろいろな理由が出てきました。それらの理由を、客室乗務員の仕事に関連づけて、まとめたものが志望動機となります。
志望動機欄には、あなたの個人的なライフワークについて書いてもよいのです。たとえば、大学で専攻してきた外国文化を、現地に行って実体験したいというものでもかまわないのです。あなたがいままでやってきたこと、これからやりたいこと、それらを客室乗務員の仕事を通してさらに追求していくことでもよいのです。面接官はこのような方に興味を示すことがあります。
自己PR文とは
「志望動機」と聞かれているのに、自己PRを書いている人、反対に、「自己PR」欄に、志望動機を書いている人を見かけます。「志望動機」欄で記述するのは、「なぜなりたいのか」や「あなたの考え方」です。そして、「自己PR」欄へは、あなたが持ち合わせている“能力”と“人間性”を書き入れます。ここでは、「自分には、このような能力があり、このような人間です。採用していただければ、役に立ちます」と訴えるものです。企業によっては、次のような聞き方をすることもあります。
「あなたの強み、弱みは何ですか」
「得意分野は?」
「あなたの持ち味はどんなところにありますか」
「今までもっとも力を入れたことは何ですか」
自己PRから分かることは、応募者の過去の足跡です。どういった道を歩み、何に興味を持ち、どんな能力を身につけてきたのか。興味の持ち方、能力のレベルなど過去の「実績」はどの程度のものだったのか。こうした内容を判断した上で、採用担当者は、学生時代の「実績」が、客室乗務員の仕事に向いているか、自社のレベルに合っているかどうかチェックしています。そして、このとき、採用担当者が知りたいと思っているのは、応募者の過去の「事実」です。過去の「事実」は、その人の「実績」の裏づけになるからです。
採用側の視点
客室乗務員は、接客サービスが主な仕事なのだからと、接客アルバイト体験や語学研修体験を取り上げる方がいます。反面、サービスとは関係ない学部に在籍していたからと、学校で学んだことを何もアピールしていない人がいます。
ところが、採用側は違う見方をすることがあります。採用担当者は、現場を熟知しています。現場で乗務員たちに求められていることも知っています。その1つに、応募者が5年、10年経っても活躍できる人かどうかがあります。現場では、乗務経験が3年を過ぎるころから、サービスするだけでなく、担当客室の責任者として、リーダーシップをとったり、サービス上での判断・決断をする仕事が加わってきます。
また、乗務員も、現場の声を伝えるために、サービス企画担当部で仕事をすることがあります。腰痛などが多い職場ですので、健康管理活動を担当する乗務員もいます。訓練教官になる人もいます。特殊な例では、クリスマス中の特別企画で、機内でバイオリンやチェロ演奏した乗務員もいます。したがって、音楽大学の人も、体育大学の人も、法律を専攻した人も、心理学を専攻した人も、外国文学を専攻した人もなど、さまざまな能力を持っている人が必要な職場なのです。
面接官も、第一義的には、応募者が接客サービスに向いているかを確認しています。それと同時に、この応募者なら将来、このような仕事に使えるかもしれないという見方もしているのです。これは、どの企業でも、さまざまな能力(個性)を集めたいと考えているのと同じです。社会に出る準備として、大学で学んだことを、ぜひアピールしてほしいものです。
学力はどうか
筆記試験では、応募者の基礎学力を確認しています。それは、訓練についていけるだけの学力があるか、現場に出てから仕事についていけるかどうかの観点からのものです。学力を確認するための観点が、もうひとつあります。
客室乗務員の平均勤続期間が、長い会社もあれば、そうでない会社もあります。大手になるほど、長くなります。そして、客室乗務員の平均年齢も高くなります。長く働いていれば、チーフパーサーなど上位職になったり、管理職のポストにつくようになったりします。いつまでも上位職の仕事ができないのでは困ってしまいます。
エントリーシートでは、応募者が、上位職になっても、その仕事をこなせるだけの学力があるかどうかも観察しているのです。書いてある内容が、論理的か、説得力のあるものか、そして、具体的に、どの程度の勉強をしてきたのか、どのように学生時代を過ごしてきたのか、学生時代の実績を確認するのは、応募者の学力を判断するためなのです。当塾の「学校での勉強をしっかりやっていて欲しい」という理由がここにあります。
自己PRで陥りやすい失敗
自己PR欄を読んでいると、抽象的表現が多かったり、自分がそうありたいと思っている点が書かれていたりすることがあります。たとえば、自分の行動面について記述する場合、
「私は何ごとにも積極的に行動し、人に対して、常に明るく、さわやかに接することを信条としています」
本当にこのように行動している方でしたら、採用担当者は、ぜひ面接に呼んでみたいと思います。ところが、文章の中に、具体的な記述がありません。どのようなときに積極的に行動してきたのか、明るく、さわやかに接するとは、具体的にどのようにしているのか、読み手は知りたいのです。そして、具体的記述があると、それが裏づけとなり、文章に説得力が出てきます。
題材を何にするか
ここまで読み進んでくれば、どのような題材を使えばよいか、だいたい分かってきたと思います。自分が体験したことや、その体験に対する自分の考え方などが中心になります。自分の過去、現在、未来について記述すればよいでしょう。
「体験したこと」や「考えていたこと」 (過去)
「体験していること」や「考えていること」 (現在)
「体験したいこと」や「考えたいこと」 (未来)
これらのことが、あなたの「志望動機」や「自己PR」の題材になってきます。
キッカケと動機
皆さんが書いた「志望動機」には、ときどき、「人に親切にしたら喜ばれた」とか「飛行機に乗ったら、客室乗務員が親切にしてくれた」というものがあります。そこには、客室乗務員になってみたいと思った“キッカケ”しか書かれていないのです。そして「明るいサービスをしたい」「お客様のために行動したい」と結んでいます。 “キッカケ”から、一歩踏み込んだ内容にする必要があります。
アルバイト体験
志望動機や自己PRで、「アルバイトでの接客体験」と「海外語学研修」を題材にしている人を多く見受けます。
アルバイトで接客を体験するのは悪いことではありません。だから自分はサービスに向いている、接客について経験があると言いたいのでしょう。しかし、「接客体験がある」=「接客に向いている」とはなりません。また、「サービス体験がある」=「サービスができる」ともなりません。だからこそ、面接をして適性や資質を観察します。
「このようなことをして差し上げたら、お客様に喜ばれた」そして、勉強になったと結んでいるものもよく見かけます。内容をよく読むと、たまたまそのようにしたら喜ばれたという場合が多々あります。どのような裏づけや考えを持って行なったかが書かれていると説得力が出てきます。
多くの方は、単に接客アルバイトをしてきただけなのです。接客をしながら、「サービスとは」「接客とは」また「仕事」について、自分なりに考察している人は多くありません。したがって、「志望動機」への記述も、浅い内容となる傾向にあります。そのため、読み手(採用側)は、なにかもの足りなさを感じています。いわゆる応募者の個性が感じられないのです。
海外語学研修
この題材を使って書いている方のエントリーシートを読んでいて感じるのは、肝心の期間と達成レベルを書いていないケースが多いという点です。それらが記述されていれば、採用側は、応募者が海外で学んだ結果を推測できます。3ヶ月だったのと1年では、その効果も違います。また、海外語学研修に行く前と帰国後の、英語力の向上度が説明されていれば、その応募者の努力度についても推し測ることができます。ただし、語学資格欄に書かれている資格点数が、TOEIC600点程度ですと、海外で語学研修をしてきて、その程度なのか、と評価されてしまいます。700点以上は欲しいところです。
語学研修期間中には、他国の人たちとの交流もあるのでしょう。「研修中に違う文化の方たちと知り合うことができた」「文化の違いが分かった」と書いているケースも見かけます。語学向上を目的に語学研修にいった結果、プラスアルファの体験ができたというものです。この題材も、よく聞くと、体験だけで終わってしまっています。異文化について多少なりとも事前勉強していたり、帰国してから、異文化体験をフォローアップしていない人を見受けます。研修先でタイ人と知り合いになり、彼女たちの考え方が分かったと書いています。彼女たちがなぜそのような考え方をしているのか、帰国してからタイについて研究してみるのです。そこで初めて異文化が分かるようになります。体験だけで終わってしまい、経験として身についていないため、エントリーシートに記述する内容も浅くなってしまいます。
同様に、語学研修の結果、「異文化の人たちとコミュニケーションが取れるようになった」と記述している方もいます。コミュニケーションの意味は「意思疎通」です。したがって、自分の考えを、英語で相手に伝えることができるのが、「コミュニケーションが取れるようになった」です。語学資格欄には、コミュニケーションがとれる程度の英語点数が書かれていなければなりません。非英語国の人たちと、英語でやりとりするのは、相手の英語力もそれほど高いわけではありません。使っている言葉や表現が多少違っていても、お互いになんとなく理解してしまいます。コミュニケーションがとれるようになったのか、多少のおしゃべりができるようになったのか、見極めることが大切です。
レベルが判る内容
「自己PR」や「志望動機」欄には、客室乗務員になるため、「英語が苦手だったので、一生懸命勉強して、TOEIC600点に到達した」「救急看護法の資格をとった」「接客のアルバイトをした」「ボランティア活動をした」などの記述を多く見かけます。
国際線乗務員を希望しているのであれば、TOEIC600点は最低必要な語学力です。その上で、他に自分を訴えるものがなければなりません。自分が、「努力家」である点を訴えるための題材として、「TOEIC 600点を確保するために必死で英語を勉強した」と書いてあっても、書かれている内容のレベルは決して高いものではありません。救急看護法の資格を持っていると、応募に有利になるかという問合せがあります。「救急看護法」は、3日間講習に通えば、たいてい資格が取れます。
自分が、努力してきたことの難易度と達成レベルを、自己分析で客観的に見つめます。「接客アルバイト」にしても、「ボランティア活動」にしても、難易度やレベルが低ければ、説得力に欠けるものとなってしまいます。
航空会社HPでの企業研究
自己PRや志望動機を書くまえに、相手(企業)のことを知らなければなりません。特に、自己PR欄への記入では、企業側が欲しいと思っている社員像を知らなければ、ポイントがずれた内容となってしまいます。ここでは、HPを参考にしながら、HPでの企業研究をしてみしょう。
「ANA」で検索すると、全日本空輸のHPが出てきます。そして、そこに出てくるトップページは、旅客向けページとなっています。フライト情報、予約情報などが出ています。このページでは、ANAでは、どのような便が運航されているのか、どのようなサービスが行われているのか知ることができます。しかし、皆さんがさらに見なければならないのは、このトップページ一番下に出ている「企業情報」です。ほとんどの方は、「採用情報」ページにある客室乗務員像や育成計画などを読むだけで終わってしまっています。これだけでは、企業研究をしたことにはなりません。
ANAトップページ
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最下段
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「企業情報」 (企業・グループ情報)
「企業情報」ページでは、最近のANAニュースが出ています。ここでは、最近、ANAは新聞等に発表した内容が掲載されています。次に、このページ上にある「会社概要」をクリックしてください。
「会社概要」 → 「会社沿革」「事業規模」
「会社概要」ページでは、会社設立日、会社の資本金や社長の名前、従業員数、営業拠点などが出てきます。社長の名前や各種の数字を大まかに覚えておくとよいでしょう。
「会社概要」ページの右横に「会社沿革」ページがあります。ここもぜひ覗いておく必要があります。ANAの2文字コード(Two Letter Code)は「NH」です。「NH」は、Nihon Helicopterの頭文字です。発足当時は、ヘリコプター会社だったことも記載されています。ANAの歴史が分かります。所有している機材や機数も分かります。
そして、「プレスリリース」ページにある「決算・株式・経営」ページを見ると、4月から現在までの売上高が出てきます。その最後には、その年度の3月決算時の予測も出ています。2017年頃の「ANAグループ中期経営戦略」を読むと、2020年には、2兆3000億円の売上を目標にしています。また、貨客実績ページを見ると、旅客数なども出てきます。実際のところは、新コロナ感染拡大で、中期計画の見直しを迫られましたが・・・。
「グループ経営理念」
このページでは、ANAを今後さらに発展させていくために、どのような理念に基づいて、経営を行なっていくかについて書かれています。キーワードとなっているのが、「安心」と「信頼」、そして、「挑戦」です。
「プレスリリース」
「プレスリリース」では、最近のANA動向について、マスコミに発表した内容が記載されています。前月の輸送実績や新サービスなどが発表されています。ときには、「ANA中期経営戦略」(3年計画)も発表されます。ここは必ず読んでおいてください。経営用語が多いので、多少読みづらいですが、やはり、キーワードは拾ってください。この先、どのように企業運営を行なっていくのかが書かれています。「選択と集中」「挑戦」などのキーワードがでてきます。
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