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▼Rieさん:
塾長は、現役時代、350人ほどのCAを部下に持っていましたが、あなたと同じような状態になった人を何人も抱えていました。そして、相談にのったり、悩みを聞いたりしていました。
ほとんどは、まじめで、一生懸命に仕事に取り組んでいるような人たちでした。たぶん、あなたも、努力家で、何事にもまじめに取り組んでしまうタイプだと思います。そして、がんばりすぎてしまい、突然、自分は何のためにやっているのか分からなくなり、落ち込んでしまったのではないでしょうか。
そのような方は、塾長から見ると、まじめすぎて、遊びがないような気がします。仕事も、人生も、まじめ部分8割、あそび部分2割くらいだとよいかと思います。
自動車のハンドルには、遊びがあるのを知っていると思います。遊びがないと、ハンドルをちょっと動かしただけでも、進行方向が変わってしまいます。それを避けるためには、運転手は、ハンドルを動かさないようにしていなくてはなりません。そうなると、運転はとても大変になります。遊びがあるハンドルは、ちょっと動かしてもタイヤにその方向が伝わりませんので、車はまっすぐ進んで行きます。運転手も、ハンドルに手を置くだけで、鼻歌交じりでいることができます。
真面目にやるだけが人生ではありません。ときには、不真面目に、ときには、遊びを入れて、一息つきながらやっていくとよいです。遊びがあるから、普段は、真面目にやるのです。真面目ばかりでしたら、息が詰まってしまいます。
人生はなるようにしかならないですから、表現は悪いですが、ケツをまくることです。「なるようになれ!」くらいの気持ちでいることが大切です。そして、見栄や欲を出さないことです。
人生、ゆっくりでよいです。あせらないでください。
塾長は、あなたと同じ年頃のとき、落ち込んだときは、D・カーネギーが書いた「道は開ける」を読んでいました。この本を読むと、なぜが元気が出てきました。なぜなら、みんな悩みを抱えながら人生を歩んでいることが分かるからです。
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