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▼あきさん:
ヨーロッパ系航空会社の日本での募集が、本当に少なくなりました。日本人CAの必要数が増えていないためです。80年代のように、日本人が大挙してヨーロッパを訪れていた頃は、どの航空会社も日本便に力を入れていました。最近は、パリの町を歩いているアジア人は、日本人よりも中国人のほうが多いようです。有名ブランドショップも、中国語が話せる店員が増えています。同じように、ヨーロッパ系航空会社も、日本人CAだけでなく、中国人CAや韓国人CAなども採用するようになりました。中国便など日本以外の便にも力を入れています。
外資では、この2,3年間に、日本で募集を行なったのは、KLMオランダ航空、フィンエアー、ヴァージンアトランティック航空くらいですね。ルフトハンザドイツ航空やエアーフランスなどは、現地に住んでいる日本人を採用する現地募集に切り替えています。ルフトハンザドイツ航空やエアーフランスなど、日本人CAも正社員として採用されています。このような場合は、日本人CAも長期的に働いています。欠員が出たときに補充程度の採用を行なっています。日本で採用を行なっている航空会社の場合は、契約制度を取っていますので、時期になると、契約満了で辞める方が出ますので、再度、日本で募集する形をとっています。
日本での募集時期はまちまちです。当塾トップページに、「フライトアテンダント募集時期一覧」があります。ここで過去の採用時期が分かるようになっています。参考にしてください。「Crew Net」というサイトがあります。そこでは、CA志願者たちが情報交換をしています。どこの航空会社が募集をしているかなど分かることがあります。
また、ヨーロッパ系航空会社は、乗務経験者を好む傾向にあることと、募集がそれほど多くないことを考えると、もう少し範囲を広げたほうがよいように思います。また、航空業界だけにこだわらず、他業界も視野に入れて就職準備を行なうとよいです。海外留学中の方は、卒業時期の問題や面接のための帰国などで、就活は困難を伴います。まずは、AAを取得し学歴をしっかり確保し、卒業してから就活したらよいのではないかと思います。
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