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▼ゆいさん:
この塾で、一貫してアドバイスしている点は、
学校での勉強をしっかり行う
社会に出ても通用するよう自分をしつける
Sensibility(感性)をみがく
です。つぎに、それぞれの面接段階で、何を見られているかお話ししますと、
1次面接 応募者の雰囲気、印象(外見)
2次面接 接客適性があるか(内面)
3次面接 知識・常識など知的レベルはどの程度か
を観察しています。2次と3次面接が一緒の場合もあります。
1次では、その応募者が、お客様へよい印象を与えることができる人がどうかを観察します。2次では、他人(お客様や同僚)のために、骨惜しみせず行動してくれそうな人がどうかを観察します。そして、その応募者が、これまでに自分の中身をどれほど充実させてきているかも見ます。
加えて、この仕事を続けていくために必要な英語力と健康状態を確認します。
英語面では、
自分の意思を相手に伝えられるかどうか
相手の英語を聞き取ることができるかどうか
接客英語を使える程度の英語基礎力を持っているかどうか
を確認します。英語資格要件は航空会社によって違います。
仕事環境は、機内、長時間、時差など厳しい条件の中での仕事となりますので、それらに耐えられる健康が必要となります。重点的に確認しているのは、眼科、耳鼻科、整形外科、循環器科です。具体的には、規定以上の視力がない人、鼻中隔湾曲や副鼻腔炎があり中耳炎になりやすい人、腰痛になりやすい人(側湾症など)、血中ヘモクロビンが足りない人、内臓疾患がある人、その他健康に問題がある人は、この仕事には不向きと判断されることがあります。健康診断についても、航空会社によって、基準が違います。日系に比べ、外資の方が基準が緩やかな感じがします。健康面で乗務に向かないと判断されると、契約を打ち切ることができるからかもしれません。
これらを参考にして、これからの就職準備を行ったらよいと思います。
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