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▼リエージェさん:
定住者ビザを所有=労働ビザ所有と考えてよいのですね。というのは、日本の航空会社に所属する外国基地CAは、日本の労働ビザを取得できませんので、国内線を乗務することができないからです。加えて、あなたは日本語で訓練を受けることができるという前提でお話しします。
日本の航空会社の旅客は、約80%が日本人旅客です。そして、多くの人は、日本語が通じる、日本的な感覚でサービスが受けられるなどという理由で、日本の航空会社を選んでいます。したがって、国内での採用では、主に、この点を重視しています。また、職場自体も、国際線を飛んでいる割には、あまりインターナショナルとはいえません。日本的なところがあります。採用面接官が、あなたを見て、日本人へのサービスや職場に向いていると思ったなら、採用されることもあり得ます。募集要領に記載されているとおり、ふさわしい人材であれば、国籍は関係ないという考え方になってきています。すでに、在日韓国の方は、何人も活躍しています。
あなたは、日本の定住資格を持っていて、大学にも通っている方ですので、日本的な感覚は身についていると思います。ぜひ、挑戦したみてください。また、外資でも、国内での採用では日本国籍を要求することがありますが、エミレーツ航空やカタール航空などは、本社採用では、国籍に関係なく応募ができます。日系、ドイツ系、イタリア系、中近東系、として生粋のブラジル人がいるブラジルと同じように、いろいろな国の人が乗務しています。
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