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▼tomoさん:
給料や勤務については、藍子さんが書いているように、各航空会社が独自に決めています。そして、それぞれ違います。誤解を生ずる恐れがありますので、なかなか書きにくいところがあります。下記を読んで推測してみてください。
客室乗務員の募集要領を見ていただくと分かりますが、勤務形態は「土日祝日を含むシフト勤務」「土日祝日を含む勤務」など変則労働となっています。一般企業のように、週単位で働いている訳ではありません。したがって、月間単位で、何時間乗務したとか、勤務したとかで言い表しています。乗務の仕事は、日帰りもあれば、国内を3日間かけてあちこち飛ぶこともあります。1週間海外に出ることもあれば、ホノルル便のように3日の乗務もあります。何日乗務していたかによって、その乗務に対する休日が決まります。
月間休日についても、募集要領に記載されています。どの会社も、最低月間10日の休日を与えています。一般企業では、土日祝日を合わせると年間休日数は118日です。それを12ヶ月で割ると、月に約10日になります。年間休日数は、一般企業と変わりありません。
客室乗務員は、月に60〜80時間くらい飛んでいます。月によって、飛ぶ路線が違います。長距離線乗務が多い月には、乗務時間が多くなります。主に、日本ーヨーロッパ間を飛んでいるヨーロッパ系外資の方は、長距離専門になりますので、80時間を越えることもあるようです。月間80時間くらい乗務すると、けっこう疲労がたまります。反対に、国内線専門ですと、乗務時間は国際線に比べ少なくなりますが、乗務以外の勤務(拘束)時間が長くなりますので、やはり楽ではありません。ただし、月間の勤務時間は、労働基準法に準じています。海外基地の方は、その国の法律にもとづいて各社が決めています。
給料は、各社、給与体系が違いますので、お答えするのがむずかしいです。航空会社によっては、募集要領で、時給(乗務時・地上)を発表しているところもありますので、それを参考にして、おおよその見当をつけてください。給与以外に、国内・海外滞在手当て(パーディアム)が支給される場合もあります。賃金は、乗務経験や昇格によって上がることもあります。
当件に関する質問は、今後、個人的にアドバイスします。当塾までメールください。
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