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▼JKさん:
面接官が、この質問をするとき、二つの意味を含んでいると思います。
* 最近、あなたが関心を持っている世間の話題は、何ですか。
* 最近起きているニュースで、あなたが関心をもっているものは何ですか。
どちらの意味でとらえて返答しても問題はありません。どの企業の面接でも、この質問をされることがあります。そして、どの企業も、ファッションや芸能関係の話題しか話せない人より、社会に関心を持っている人が欲しいのです。なぜなら、企業は社会活動をしているからです。この質問で、あなたが、どれほど、社会について関心を持っているかを確認しています。そして、その問題について、正しいとらえ方をしているかを見ています。
少子化問題も、立派な話題です。この問題は、社会的には、年金問題など国家財政に関わる問題や労働力不足問題を含んでいます。企業的側面からみれば、消費者の年齢層の変化につながります。航空会社の場合は、高齢者の旅客を増やしていかなければなりません。提供するサービスも、それに見合ったものを用意する必要があるかもしれません。企業の人事関連では、優秀な若年層の確保や定年延長問題があります。
一つの問題も、いろいろな角度から、自分なりの意見(その問題に対してどのようにすればよいか)を持っているとよいでしょう。そして、具体的数字を入れると説得力がでてきます。たとえば、2002年の出生数は150万人強です。皆さんのお父さんたち、いわゆる団塊の世代が生まれた昭和20年代前半は、260万人の赤ちゃんが生まれていました。新聞などを読んでいて数字が出てきたら、手帳などにちょっとメモを取る習慣をつけておくとよいでしょう。
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