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▼さやさん:
採用する会社側と応募者の関係ですが、応募者は、その会社に、採用してくれるようにお願いする立場になります。面接の際などでは、その会社のことを「御社」と呼ぶとよいと思います。「貴社」を辞書で調べると、「相手の社に対する敬称」となっていますので、面接で使っても間違いではないと思いますが、どちらかというと、応募者が使うのは「御社」がよいです。「貴社」と「御社」の関係について詳しい人がいましたら、アドバイスお願いします。
面接で、他社への応募について聞かれたら、答えるのは、「他社」→「他の航空会社」→「具体的航空会社名」の順番になります。「他社にも応募されていますか」に対しては、「ハイ、他社にも応募させていただいています」と答えればよいです。もう少し突っ込まれたら、「他の航空会社」「金融関係」「ホテル関係」などと答えます。どうしても答えざるを得ないとき以外は、具体的な会社名は、答える必要はありません。それから、面接のような場所で、他社のことを、「JALさん」「ANAさん」とは呼びません。
英語力については、ご存知のように、大手日系航空会社は、TOEIC600点が目安です。これは、日常会話の中で、自分が伝えたいことを、ある程度、英語で伝えることができるレベルです。
国内系のうち、大手航空会社のグループ航空会社も含め、新たに設立された航空会社は、外国人パイロットが多い傾向にあります。外国人客室乗務員が一番多い日系航空会社は、JALways社です。客室乗務員の2人に1人が外国人(タイ人)客室乗務員です。JALでは、約7人に1人が外国人客室乗務員です。ANAはロンドンベースのヨーロッパ系乗務員を採用し始めています。国内線中心の航空会社には、外国人客室乗務員はいません。
日本の法律では、外国人が日本国内で働くためには、日本政府発給の労働ビザが必要である旨を定めています。日本で働く外国人は、すべて労働ビザを取得しています。労働ビザなして違法就労している外国人については、ときどきマスコミでも取り上げられているのは、皆さんも知っていると思います。
国内線のみの仕事は、日本国内の仕事となります。現在のところ、外国人乗務員が、日本国内で働くことは許されていないのです。日系航空会社で乗務している外国人乗務員は、国際線および国際線の国内区間を乗務しています。
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