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▼Nさん:
メニエール病は、目がぐるぐる回って吐き気がしたり、頭痛がしたり、耳鳴りや難聴の症状が出る病気ですね。数時間で元に戻るときも、何日も続いてしまうときもあります。これらの症状は、メニエール病でない場合にも出てきます。
塾長は、完全に目が回ってしまったことが2回あります。一回目は、CA管理の仕事をしていたときです。いろいろなトラブルが重なり、その解決で目がまわるほど忙しい状態でした。デスクワークをしていたら、急に目がまわってしまい病院に運ばれました。2回目は、乗務の合間に、滞在先で調子に乗って遊びすぎて、身体が疲労困憊してしまったときです。滞在先のホテルで、翌日起きたら、天井がくるくるまわっていました。とても動ける状態でなかったので、やはり病院に運んでもらいました。2回とも、病院では、体のバランスを整える点滴を打ってもらい、3,4時間ベッドにいたら元に戻りました。メニエール病かもしれないということで、後日、精密検査を受けてみましたが、一過性のめまいとの診断でした。
あなたは、めまいの症状が続いたので病院で精密検査をしてもらった結果、メニエール病だと診断されたのですね。一過性のめまいではないのですね。メニエールにしても、他のめまいにしても、ストレスが多いに関係していると言われています。そして、天候による気圧の変化なども発症に関わることがあります。
CAの仕事は、寝不足、深夜乗務、時差、離着陸時の気圧の変化、旅客対応などでストレスがかかります。メニエールを抱えている場合は、就活に際して、治しておくとよいでしょう。乗務中に、目がまわってしまっては、機内サービスで支障をきたすことになってしまいます。
大手航空会社のCA採用試験時に行われる身体検査では、長い棒の先に頭をつけてぐるぐる回る検査のように、三半規管をはじめとする内耳機能に異常がないかも調べることがあります。メニエール病の方は、ここでひっかかってしまいます。
メニエール病は、慢性化してしまうとなかなか治りません。あなたはまだ若いですから、初期の段階だと思います。早いうちに治療をしてしっかり治してください。
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