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▼YUMIさん:
>[1]JALのスチュワーデスは今では短大卒以上なら受験資格がありますが、
> 以前(20年位前)はどうだったのでしょうか?
1970年代までは、大卒の女性が少なかったこともあり、高卒でも応募できました。しかも当時は、B747というジャンボジェット機が投入され、それまでは一機当たり6〜7名のCA数だったのが17名必要になりました。そのため、大量のCAが必要になったことも高卒以上であれば応募可の理由ともなっていました。そして、当時は、スチュワーデスは30才が定年でした。
女性の社会進出とともに30才定年制は廃止になり、スチュワーデスも長く勤めることができるようになりました。長く勤めることができるようになるということは、将来、リーダーになったり、管理をする仕事も入ってきます。それらの仕事をする学力も必要になってきます。また、国際線が中心でしたので英語力も要求されました。やはり高学歴に英語ができる人が多かったのも理由にひとつとなっていました。それらいろいろな理由から、1980年代頃から、応募資格を短大以上にしたようです。
>[2]入社後は4大卒と短大卒とでは差があるのでしょうか?
CAの世界は、乗務経験と能力と努力で評価されます。実力があれば短卒も大卒も関係なく昇格できます。
>[3]50代を過ぎたような年配のスチュワーデスさんをあまり見掛けませんが…
> 歳をとると居づらいので辞めてしまうのでしょうか?
JALには40代、50代のCAはたくさんいます。制服を着ているのであまり目立たないかもしれません。もちろん、歳とともに体力の衰えを感じて辞める方もいます。女性ですから、その前に、結婚や出産などの理由で辞める方も多くいます。本人にやる気と能力があれば、定年まで勤めることができます。ただし、一スチュワーデスとして乗務を続けることはむずかしいです。
現在は、採用されるCAの8割以上が大卒となっています。以前に比べ、短大の平均学力が低下しているというのが企業側の見方となっています。
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