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▼国際線希望さん:
IT技術が進んだ結果、航空会社の募集方法も変わってきています。今までは、自社ホームページに採用公告を掲載するだけでしたが、最近はプリエントリー方式を採用する会社が増えつつあります。プリエントリーは、一種の会員システムみたいなものです。普段から登録しておいてもらい、CA募集が決定したときに、直接本人にいち早く知らせるシステムと考えてよいでしょう。また、このシステムを採用することによって、航空会社はどのような方が応募を希望しているのか、どのくらいの人数の応募者がいるのか予測できます。
したがって、プリエントリーの段階では、CA募集時期は未定状態です。特に、今年のように経済状況が悪化しているときは、社内では、一度決まった人員計画も、しょっちゅう見直しが入ります。特に、JAZも含めてJALグループは、ニュース報道もされていますが、3月までの訓練はほとんどが中止になっています。これは今年度(3月まで)の出費を少しでも抑えるためです。そのため、今年の募集時期は、例年に比べ、決定まで時間がかかっているようです。
JALの既卒募集も、景気と旅客数次第と言えます。旅客数が、前年より、10%近く減少しているため、減便したりしています。その分、CA数も余り気味になっています。既卒募集は、新卒採用を行ない、その後、人員が足りない場合に実施されることがあります。定期的に既卒を採用するという方針ではないと思います。
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