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▼陽子さん:
国内系で、将来、正社員になれるような航空会社の場合は、長期雇用を前提としていますので、身体検査でしっかり健康状態を確認しています。中でも、長時間の立ち仕事に耐えられるか、離着陸時の気圧の変化に耐えられるか、深夜勤務に耐えられるかなどを確認しています。したがって、整形外科、耳鼻科、さらに循環器系の検査で細かく診ます。
外資の場合は、乗務に耐えられなくなったら契約を打ち切ることができます。したがって、航空会社側も、通常の健康診断を実施して、異常が見つからなければ、それでよしとすることが多いです。日常生活で、健康に問題がなければ、それほど心配する必要はありません。
また、航空会社が具体的な病院名を指定しての受診でしたら、航空会社側から指定病院に検査内容についての依頼があるかもしれません。今回の場合は、不特定多数の病院(国交省が指定する病院)での受診のようですので、そこで通常行なっている健康診断結果を提出すればよいのだと思います。
受診に際しては、十分休養をとっておくとよいです。睡眠不足での受診は避けてください。疲労が蓄積していると、尿たんぱくが出たりして、検査結果に影響が出ることがあります。
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