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外資系で働く
 スチュワーデス塾 E-MAIL  - 02/3/7(木) 11:12 -

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   外資系を希望している方に、以下のことを知っておいてもらいたいと思います。

国内系航空会社にも、外国人FAがいます。彼らは、いわゆる外国人Crewと呼ばれています。航空会社が外国人FAを採用する目的は、本国人とは違います。国内系航空会社が外国人を採用するのは、外国人旅客を獲得する目的以外に、人件費(給料)が日本人FAより安くてすむからです。外資系航空会社が、日本人FAを採用するのは、日本人旅客を獲得するためです。したがって、接客サービスと同時に、通訳要員として要素が強くなります。

外資系、国内系ともに、前記の目的で外国人FAを採用していますので、将来、パーサーやチーフパーサーになる道はあまりないと言えます。また、実際の機内でも、エコノミーやビジネスクラスが中心となり、ファーストクラスでのサービスに参加することも少ないようです。一つの理由は、労働組合の問題があります。本国人FAたちの労働組合は、外国人FAの採用が、組合員の労働機会減少につながるのを恐れていますので、いろいろ会社に対して注文をつけてきます。会社も労働組合の協力を得るために、本国人FAが不利にならないようにします。

次に、外資系と国内系では、雇用に対する考え方が違う点を理解しておいてください。外資系(特に米系、ヨーロッパ系)は、雇用調整は国内系以上に厳しいものがあります。会社の経営状態が良好なときは問題ありませんが、一旦、経営が悪化すると、すぐにレイオフをします。しかも、レイオフはセニョリティーの低い人(新人)から行われます。これは本国人FAも一緒です。今回のユナイテッド航空の日本人FAもそうでした。

外資系を希望する人は、これらのことも理解した上で、就職活動を行ってください。

米系航空会社の一部は、最近、日本国籍のFAの採用を減らし、米国に居住権のある日本人(もしくは日系人)の採用を増やしているところもあります。これは、法律や労働組合と関係があると推測しています。

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外資系で働く スチュワーデス塾 02/3/7(木) 11:12

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