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▼runaさん:
あなたの文章から、あなたはすでにその違いを理解している方だと推察しました。あなたの言うとおり、自分をIdentifyするのが自己紹介であり、自分を売り込むのが自己PRです。
面接官に、「私は鈴木です」と言ったとします。面接官にとってみれば、それは名前が分かっただけです。「何をしている鈴木さんなのか」「どこから来た鈴木さんなのか」なにも分かりません。そこで、「私はこういう鈴木です」と説明する、つまりIdentifyするのが自己紹介です。
「自分には、このような能力や資質があるので、採用していただければ、お役に立てます」とアピールするのが自己PRです。“PR”は「Public Relation」(広報・宣伝の意味)の略だということはご存知のとおりです。
応募者の中には、面接官が、「自己紹介をしてください」と言っているにもかかわらず、自己PRをしている方がいます。面接官から自己紹介をするように言われましたら、素直に、自己紹介をするとよいでしょう。
ただし、自己紹介と自己PR、どちらでも使えるものもあります。たとえば、「私は、○○で全国大会に出場しました」はどうでしょう。自己紹介で使うと、「私は、○○で全国大会に出場した鈴木です」という意味になります。自己PRで使えば、「私は、○○で全国大会に出場するだけの実力があります」の意味になります。
>はじめまして。いつも募集情報ありがとうございます。
>現在、自己PRと自己紹介の違い、差について悩んでおります。
>自己紹介とは趣味や住所、学校の専攻内容や家族構成などを答えるとよいのでしょうか。
>航空業界ではない企業の集団面接では、「自己紹介を」と言われると必ず皆さん自己PRだと思う内容をお答えになります。
>私は自己紹介と自己PRはまた違うように思うのですが…
>お忙しい中、恐れ入りますが、お答えいただけますとうれしいです。よろしくお願い致します。
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