|
▼ジュエリーさん:
スーツに添えるアクセサリーなどは、実際に見ないとアドバイスをしにくいところがあります。ここでは、面接などのビジネスの場でのファッションについて、知っておいていただきたいことをお知らせします。
「TPO」という言葉を知っていると思います。「Time」「Place」「Occasion」の頭文字をとったものです。マナー・エチケットでは、時間帯、場所、機会(用件)を考えて行動するのが基本となっています。面接は、昼間、会社の中で行なわれます。そして、Occasionは、「遊びのOccasion」ではなく、「ビジネスのOccasion」です。態度、服装、言葉づかいなどビジネスの場にふさわしいことが要求されます。そして、服装については、「身だしなみ」がしっかりしていることが大切なこととなります。
「身だしなみ」の基本になるのは、相手に不快な念を抱かせないことです。どちらかというと、まわりの人のことを考えての行動となります。「おしゃれ」は、自分と相手のために行ないます。そして、ビジネスの場を離れたところとなります。「おしゃれ」は、身体にいろいろ加えていきますが、「身だしなみ」は、余計なものをはがしていきます。
どの業界でも、応募者の身だしなみを、同じような観点で見ています。客室乗務員は、接客を主な仕事にしています。面接官は、この応募者を一人前にして、お客さまの前に出した時、派手な格好をする可能性がある方なのか、身だしなみをしっかりしてくれる方なのか、面接に臨んでいる服装をみて推測しています。
ビジネスの場では、アクセサリーは必要最小限にするのが基本です。そして、面接官の目がそちらに行かせないようにします。輝いているペンダントヘッドを身につけていれば、それが目立ってしまうことになります。
カラースーツとのバランスで、どうしてもペンダントもしくはネックレスが必要ならば、さりげないものがよいでしょう。面接官がみて、気にならないもので、しかも、よいセンスの方だと思われるものがよいのですが…。あくまで、余計なものは飾らないのが基本となります。
|
|