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▼yukiさん:
面接であがらない人はいません。あがっていないような顔をしている人も、内心では心臓がバクバクしているのです。それを悟られないようにしているだけです。他の方たちもあがっていることを知ってください。あがるのが普通なのです。あがったらどうしようと心配していると、そちらにばかり気をとられてしまいます。
塾長は、よく部下のスチュワーデスの結婚式に呼ばれることがありました。たいていの場合、主賓といって、最初に、お祝いの挨拶をしなければなりません。結婚式でのスピーチはずいぶん行なっていますが、それでも、あがることがありました。スピーチをするためには、花嫁が会社に入ってから現在に至るまで、本人について、下調べをします。その下調べを充分に行なってスピーチに臨んだときは、あがることがありませんでした。一方、忙しかったりして、充分な準備ができないままスピーチをした時は、あがってしまうことがありました。あがったまま手に持っているマイクを口に近づけていると、マイクを通して、呼吸が乱れていることが判ってしまいます。呼吸をするときは、ちょっとマイクをはずしたりして、それが判らないようにするのに必死でした。
採用面接でも同じです。応募にあたって、事前の準備(大学での勉強など)をしっかりと行なっておくことが必要です。英語もそうです。準備が充分でないと、不安が残り、それがあがる原因になることがあります。
もうひとつ言えることは、自分のあるままの姿を知ってもらうくらいの気持ちが必要だという点です。実力以上によく見せようと、あれこれもがいてしまうと、やはりあがってしまいます。他の結婚式ですばらしいスピーチを聞いたので、自分もあのようにカッコよくやってみようとしても、うまくいきません。なぜなら、備えている能力や持ち味が違うからです。自分の持ち味を素直に出すとよいでしょう。
最後に、年上の人たちと話をする機会を増やしておくことをおすすめします。面接官は、あなたより年上の方たちばかりです。友達と話をするのとは違います。その年齢の方たちに慣れておくことも必要です
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