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▼momoさん:
JALもANAも、機内での仕事に違いはありません。制度では、いろいろな面で違います。両社とも国内線、国際線を持っていますので、客室乗務員には、両路線を飛んでもらわなくてはなりません。ANAでは国際線、国内線担当乗務員がそれぞれいます。JALでは、全員が国際線、国内線を飛ぶことになっています。ただし、JAL/JAS統合がありますので、今後、制度が変わる可能性もあります。また、職種制度、職務内容、昇格制度なども違います。
新人の場合、ANAでは、入社時に、将来、国際線か国内線の希望を聞きます。希望にもとづき配属されますが、必要人数の関係から、全員希望どおりとはいかないようです。そして、国際線⇔国内線の異動はなかなか大変だと聞いています。JALでは、最初の2年もしくは3年は、国内線を乗務することになっています。その中から、日常の仕事ぶり、英語力等を判定し、国際線に移行させるようです。
これらの制度は、それぞれの航空会社の今までに至る経緯の違いから来ていると考えられます。ANAは国内線主体の航空会社であり、JALは国際線主体でした。
国際線を希望するのであれば、国際線乗務員としての資質を備えなければなりません。それは、英語力であったり、国際感覚であったり、国際線旅客向けのサービスを提供できる資質であったりします。航空会社は、それらを総合的に勘案し、配属を決めると思います。
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