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▼JKさん:
3次面接は、本社から英国の方がきて、面接をするのでしたね。
落ち着いて、笑顔を絶やさないのは前回と同じです。今度は、面接官の英語は、Nativeになります。聞き取れないことがあるかもしれません。聞き取れなくてもあせらないでください。そして、聞き取れなかったら、素直に”I beg your pardon."と聞き返してかまいません。一番よくないのは、よく聞き取れなかったにもかかわらず、分かったふりをすることです。これをしてしまうと、話が発展しなくなってしまい、コニュニケーションがとれない状態になります。これは、面接官によい印象を与えません。
それほどむずかしい質問内容ではないようですが、それでも何が飛び出してくるかわかりません。
感想を聞くような質問に対して、素直に思ったとおりに答えてよいと思います。イギリス人は、自分に素直であることを大切にしています。ですから本音が好きなのです(批判は避ける)。
知識面についての質問、たとえば、英国の正式な呼び名、主要都市名、国王の名前などがあるかもしれません。英国企業で働く以上、英国についての基礎的なことは事前に調べておくことも大切です。もちろん英語で言えなくては意味がありません。答えが分からなくても、あせらず、“英国国歌(The Royal anthem)の名前なら知っています”などと切り返せばよいです。窮地に陥ったときに、ちょっとしたユーモアを使ってその場をなごませるのも、英国人が好きなところです。“God Save the Queen”が国歌の名前です。その答えは知らないが、これなら知っているというやり方で、自分をアピールすることも英国人は行います。
さらに、自己アピールについても英語で言えるようにしておいたらよいと思います。Flight Attendantとして、自分は機内でどのように活躍できるか、日本人旅客にはこのようにサービスしたい、仲間とはどのようにコミュニケーションをとり、人間関係を築いていくのか、チャンスがあればアピールしてもよいでしょう。
(参考)
英国訪問観光客数 約1800万人(1994年)
日本人の英国訪問者数 約15万人(〃 〃)
英国の人口 約5800万人
(統計資料がやや古いのですが、それほど大きく変化していないと考えます)
いずれにしても“I'm from Saitama"のことは忘れずに、面接官とコミュニケーションをとってください。最後に、英国人は「控えめなアピール」を好むことを付け加えておきます。
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