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ベース mari 08/1/29(火) 21:23
┗ Re:ベース スチュワーデス塾 08/1/31(木) 4:34

ベース
 mari  - 08/1/29(火) 21:23 -

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   もう一つ質問があります。航空会社の募集要項を見て、外国の航空会社のところに、ベースが日本じゃないところがあるのですが、それはその国に移住して働かなければいけないのでしょうか?たとえば、ドイツのルフトハンザ航空会社はフランクフルトベースと書いてありますが、日本にいながらは働けないのでしょうか?

Re:ベース
 スチュワーデス塾 E-MAIL  - 08/1/31(木) 4:34 -

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   ▼mariさん:

当塾サイトにあります「フライトアテンダント募集要領一覧」ページで、各航空会社のCA所属基地が分かるようになっています。採用された場合は、その基地所在地に居住することになります。外資系航空会社の場合は、日本人CAの所属する基地が、日本にある航空会社と本国にある航空会社があります。

1980年代までは、日本人CAの所属基地は、ほとんどが東京(成田)や大阪となっていました。当時の日本はバブル経済の真っ只中にありました。そのため、CAの賃金も高くなっていきました。外資航空会社では、本国人CAより日本人CAの方が給料が高いという現象も起きました。当時、ヨーロッパ経済は停滞していました。航空会社も厳しい経営を迫れられていました。「日本人旅客獲得のために、日本人CAを雇いたいが、日本人の賃金が高すぎる」というのが、どの航空会社にとっても悩みの種でした。そこで考えたのが、日本人CAを本国に呼んでしまおうというものでした。本国に呼べば、その国の物価に合わせた賃金で済むからです。日本に住まわせている限り、日本の物価に合わせた賃金を払わなければなりません。当時、たとえば、イギリスの例をとると、日本人CAが100の賃金をもらっているとすると、イギリス人は60の賃金でした。

当初は、ヨーロッパ系航空会社が多かったのですが、それに見習って、東南アジア系の航空会社や中近東系の航空会社も、所属が本国基地にするようになりました。

ホテルなどを借りて採用試験を行なうのも、とても費用がかかります。CAの場合は、受験生の数が大きくなりますので余計費用がかかります。面接官を本国から送り込めば、宿泊代や飲食費もかかります。採用試験を一回行なうと、数百万円の費用がかかるのです。

最近では、ヨーロッパで働いていていたり、勉強している日本人も多くいます。採用費用を最小限に抑えるために、現地募集をとることもあります。もしくは本国まで面接に来てもらうスタイルをとっている航空会社もあります。エールフランスのように、募集広告を出さずに、社内紹介で日本人CAを採用するスタイルをとっている会社もあります。


>もう一つ質問があります。航空会社の募集要項を見て、外国の航空会社のところに、ベースが日本じゃないところがあるのですが、それはその国に移住して働かなければいけないのでしょうか?たとえば、ドイツのルフトハンザ航空会社はフランクフルトベースと書いてありますが、日本にいながらは働けないのでしょうか?

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