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▼れもんさん：
TOEICが、英検を抜き去り、語学検定の主流になった理由の一つは、評価を細かくした点です。英検2級の人には、3級に近い2級の人、1級に近い2級の人と幅があります。TOEICは、それを5点ごとに評価しています。最近は、準1級、準2級という評価段階を入れましたが、英検は、1級、2級、3級しかなく、TOEICに比べると、ﾗﾌな評価段階となっています。採用側にとってみると、TOEICの評価方法は、応募者の英語力を判断しやすいのです。余談ですが、TOEICの評価方法ですと、受験者は、10点でも上がると、さらに点数を上げようと、何度も受験しますので、受験料がどんどん入ってきて儲かる仕組みになっています。
語学資格は、応募者の語学力がどの程度か、書類審査の段階で参考程度に見ていると思います。資格証明書を提出させているのは、語学力が必要な航空会社の場合は、一定の語学力がない方に応募を控えてもらうという意味もあります。一定以上の語学力がある人については、英語面接や英語試験を行なって、実際の語学力がどの程度か確認します。語学証明書は、応募の段階で準備しておいてください。
英検2級で、75％以上の合格なので正規留学の資格があるというのは、どのような意味なのでしょうか。正規留学するのに英検2級程度では、やや心もとないと思います。もしかしたら、正規留学の資格があるのではなく、正規留学へ応募する資格があるという意味ではないでしょうか。正規留学に受かるかどうかは別の問題だと思います。
TOEIC形式があまり好きでないので、TOEICではあまり点数が伸びないというのは、英語に対して、まだ、苦手な部分があるからではないでしょうか。一定の実力があれば、英検もTOEICも、同じように点数が取れると思いますが・・・。
航空会社によっても違いますが、外資の場合は、面接は、最初から英語でのやりとりとなります。そのため、英語の実力がすぐに分かります。英語でｺﾐｭﾆｹｰｼｮﾝを取れない応募者は、どんどん外していきます。一部の航空会社を除いて、語学資格など、参考にもしていないかもしれません。たとえば、前回のKLMの採用では、面接の前に、電話ｲﾝﾀﾋﾞｭｰが行なわれました。電話を使用してのｲﾝﾀﾋﾞｭｰでは、手振り、身振りを使えませんので、実力が分かります。電話ｲﾝﾀﾋﾞｭｰを通過した方を面接に呼んでいました。
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- 05/9/7(水) 2:18 -
