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▼aiさん:
CA募集の募集要項を見ると、ほとんどの航空会社は、「土日祝祭日にかかわらず、深夜・早朝勤務ができる方」と記載しています。また、勤務は非定型的勤務となっています。そして、乗務によっては、勤務が6時間で終わることもあれば、15時間というのもあります。その乗務が、初めから15時間勤務と分かっていて、その時間内に勤務が終了すれば、残業手当のようなものは支給されません。ところが、到着地が悪天候だったり、機体整備のために出発が遅れた場合は、その分、予定より勤務時間が長くなります。そのような場合、残業手当が支給される航空会社もあれば、支給しない航空会社もあります。これは、その航空会社の就業規定または労働組合との勤務協定によります。
同様に、深夜勤務に伴なう割増賃金が支給される航空会社もあれば、すべて乗務手当に含まれている航空会社もあります。
深夜勤務については、国際線の場合、時差の問題があります。日本国内にいるかぎり、深夜は深夜ですが、海外に出ると、身体は日本の深夜のリズムなのに、街中は昼間ということがあります。ニューヨークから東京に向けて出発するのは、現時時間でお昼前後です。ところが、乗務員の身体のリズムは、日本時間にすると、真夜中そのものです。ニューヨークの夜中は、日本の昼間です。このようなことがあり、乗務員の場合、深夜勤務を定義するのがとてもむずかしいところがあります。そのため、会社と組合でその定義についていろいろ協議をすることがあります。
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