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外資系で働く ー続きー スチュワーデス塾 02/3/9(土) 2:08

外資系で働く ー続きー
 スチュワーデス塾 E-MAIL  - 02/3/9(土) 2:08 -

引用なし
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   外資系で働くメリットもあります。

* その国の文化に精通する。
   ヨーロッパ系航空会社の一部では、日本人スチュワーデスも基地(本国)に住むことが
   契約条件になっているところがある。実際にその国に住まなくても、本国人
   Crewを通してその国の文化が入ってくる。

* 語学に強くなる。
   訓練は英語で行われることになる。また、乗務後も、英語ならびに本国の言葉
   を使うことになる。

* 人間関係が面倒臭くない。
   国内系の航空会社では、グループ制や班制をとっていて、チームで乗務することが
   多く、先輩後輩関係がはっきりしているので、仕事面で細かく指導が行われる。
   したがって、人間関係的な気づかいが必要です。外資系では、日本人スチュワーデス
   は、いつも違う本国人Crewと乗務するので、あまり細かいことは言われない。
   乗務が終れば、バイバイと言って別れます。外地滞在中も、自分の好きなように
   時間を使える。

外資系には、ヨーロッパ系、アメリカ系、アジア系、南米系、その他といろいろあります。同じヨーロッパ系でも、イギリス、フランス、ドイツ、イタリアでは、国民性がまったく違います。おおまかに言いますと、イギリス人はややクールだけど柔軟なところがあります。フランス人はプライドが高く、中華思想に見られるようにフランスが一番だと考えています。ドイツ人は生真面目で、気難しいところがあります。イタリア人は、ラテン系で明るいのですが、日本人からみると、ややいい加減な印象を受けます。同じヨーロッパ人でも、文化や民族、発想がまったく違います。ヨーロッパ系の民族は、どの国の人でも、自分の国が一番と思っているところがあり、すごくプライドが高いと言えます。

一方、アメリカは、多様な人種が集った国です。Crewもいろいろな祖先を持つ人達がいます。そして、歴史のある航空会社のFAは、すごい歳の人が多くいるのが特徴です。加えて、ロスアンジェルスやサンフランシスコがあるアルフォルニア州の法律では、定年制を排除しています。足腰が動かなくなるまで乗務を続けることができるのです。孫がいるFAなんてざらです。

欧米の国では、FAの社会的地位はそれほど高くありません。大学を出てFAになる人はほとんどいません。高校卒業後、テクノポリテークという職業訓練学校、いわゆる専門学校出身者が大半です。反面、アジアの国々では、FAの社会的ステータスが高いと言えます。一般OLに比べ、給料は数倍高いようです。中国、ベトナムでは、FAは一般OLの7倍近くの給料をもらっています。タイでも3,4倍の給料です。社会的地位の高い家柄出身が多く、大卒も多く見うけます。同じアジアでも、シンガポールや香港は、欧米系に似ているところがあります。また、昔、英国が統治していた関係で、英国の影響を受けています。英語もイギリス英語を使っています。シンガポール人は、肌は黄色ですが、中身はイギリス人といってよいくらい、発想は欧米的です。フィリピンはアメリカの影響を強く受けています。韓国、台湾は独自の文化・発想を持っています。

外資系といっても、いろいろな国の航空会社があります。皆さん自身の性格や性質、そして価値観をよく知った上で選んでください。相性のよい航空会社を選んで応募してください。

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