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採用面接をするのは、現役チーフパーサーや管理職乗務員や地上社員です。面接の仕事が終れば、再び本来の仕事に戻ります。面接官が採点した用紙は、採用セクションの担当者が集計します。そして、順位づけを行います。その中の上位から選んで行きます。面接官にも点数の甘い、辛いがあり、多少のバラツキも出ます。そこで、採用セクションでは、点数だけでなく、面接官が記載したコメントや、本人記載の応募用紙、顔写真を見ながら調整をします。
例えば、200人募集したとします。150番目から250番目くらいの人たちの点数は、それほど差が開いていません。どの応募者を採用するかは、採用セクションで決めます。この時、当然、応募者の写真を見ます。面接での出来も大切ですが、最後は応募写真の雰囲気が決め手になることがあります。
無表情なもの、緊張した表情のも、青白い(過度の日焼けの)顔をしているもの、ヘアースタイルがだらしなく写っているものなどは、避けてください。もちろんメイクもです。さわやかな感じがよいでしょう。そして、表情はすこし微笑みを感じさせるものがよいでしょう。この件に関しては、航空会社だけでなく、他の会社の採用でも、同じことが言えます。
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