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▼Keiさん:
スナップ写真の撮り方については、過去にも、この質問コーナーで取り上げました。同じことの繰り返しになりますが、再度、アドバイスします。
まず、アルバムの中に、最近撮った写真で、よく撮れていると思われるものがありませんか。あれば、それを活用してください。今のあなたとあまりにも違うものでなければ問題ありません。サイズが大きすぎたり、小さすぎたりしている場合は、その写真を持っていけば、ネガがなくても、必要なサイズで焼きまわししてくれます。
適当な写真がない場合は、あたらめて写真を撮ることになります。最初に、20,30枚、よいと思う表情で、試し撮りをしてください。できれば服装も2,3種類用意するとよいと思います。そこに写っている自分の全体像、表情をよく観察してください。この服装・表情ならよく写っているというものがあれば、それを中心に、再度、30枚くらい撮ります。笑顔より微笑みの表情で撮ってください。スナップ写真というのは、50枚くらい撮って、よく撮れたと思えるのは、1,2枚なのです。
試し撮りをした時に、姿勢と手のやり場、そして、首が曲がっていないかも確認してください。猫背になっていないか、背筋はちゃんと伸びているか。手のやり場と指先については、いろいろなポーズを試してみます。背骨が曲がっている人は、写真を撮ると、首が曲がっていることがあります。首をかしげるのと首が曲がっているのは違います。幼稚園の先生が、園児たちに接するように、少し首をかしげると柔らかい感じが出ます。
よいスナップ写真を撮るには、撮る側の技術も必要ですが、取られる側にもモデリング技術が必要なのです。表情がこわばってしまったり、ひきつってしまうとのことですが、撮影する前に、少なくとも、顔の筋肉をほぐす練習をしましたか。目を大きく開けたり、まゆを動かしたり、口を縦横に大きく開いたりして、筋肉を柔らかくしておかなければ、どうしてもかたい表情になってしまいます。たぶん、何もしないで、即、撮影となったのではないですか。
ひとつ、きびしい言い方をさせていただきます。写真には、その人の本当の姿が写ると言われます。真面目な表情やひきつった表情になってしまうのは、普段から、そのような表情をしているからだと思います。普段から微笑みや笑顔がある人は、それらの表情が自然に出てきます。さらに言うと、お母さんに写真と撮ってもらうときに、楽しく写真を撮りましたか。いろいろ文句を言っていませんでしたか。お母さんに、感謝しながら撮ってもらいましたか。どうでしたか。
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