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▼タクさん:
男性客室乗務員が飛んでいる航空会社は、国内系では、スカイマーク、エアードゥ、スカイネットアジア航空あたりです。日本アジア航空でも採用していましたが、同社はJALと統合されてしまいました。JALでは、男性客室乗務員の採用はあまり期待できない状態です。外資系では、日本人男性が飛んでいるのは、ヨーロッパ系の一部と、エミレーツやカタールの中近東系、そして、キャセイ航空あたりですね。ノースウェストでも何人かいるようです。合計しても、数十人というところです。さらに、日本人女性の場合は、全社合わせて、年間で1500名くらいが、新たにCAとして採用されています。一方、男性が客室乗務員として採用されるのは、数名から十数名です。
進路についてお悩みのようですが、上記の点を考えると、男性にとって、CAになるのはとても狭き門をくぐらなければなりません。CAになるだけを考えて進路を決めるのでしたら、英語力をしっかり身につけ、接客適正を備えていれば、大学進学でも専門学校でもどちらでもかまいません。外資の場合は、特に英語力です。
前述のとおり、男性の場合は、女性に比べて門戸がせまいと言えます。したがって、CAになれない場合は、どうするのかを考えておく必要があります。それによって、大学に編入するか、専門学校に行くか決めたらよいです。
エールフランスは、ヨーロッパ在住の日本人に声をかけたり、現役CAから応募者の推薦を受けたりして、欠員が出ると採用する形をとっているようです。他社の現役やヨーロッパ在住の方たちがエールフランスの知り合いのツテを利用して履歴書を送ったりしています。エールフランスが日本人CAを必要になると、履歴書を送っている人の中から面接しているようです。エールフランスは日本での採用試験は、ここ数年行なっていません。正社員採用ですので、辞める方も少ないのです
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