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▼kanakoさん:
腰痛で悩む客室乗務員は多いのです。同じ客室乗務員でも、国際線を持っている国内系航空会社では、身体検査で、腰痛になりやすい人かどうか、くわしく調べています。椎間板ヘルニア手術痕がある方の採用は避ける可能性があります。
国内線は、一日の勤務時間の長さと数回の離着陸で、体力的にハードです。それにもまして、国際線は、長時間乗務と機内サービスの濃さ、そして、長時間の立ち仕事が重なり、肉体的には、想像以上に疲労が蓄積します。食事サービス時には、100kg近い食事カートを、狭いギャレーや客室で、押したり引いたりします。エコノミークラスでは、1人で50名近くの旅客にサービスしなければなりません。日系航空会社の場合は、女性といえども、ギャレーDutyといって、ギャレー内での食事の準備作業もあります。男性客室乗務員がいませんので、すべて自分たちでやらなければなりません。
その点、外資系では、日本人CAは、客室サービスのみですので、日系航空会社CAに比べ、機内業務上では、腰への負担が少ないです。しかしながら、乗務回数や乗務時間は、とても多いので、やはり肉体的には相当大変です。また、外資系の場合は、腰痛などで乗務ができなくなれば、即、契約を解除しますので、厳しい検査をしなくてもよいのです。
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