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▼東京ばな奈さん:
大学入試では、例外を除き、どの学科でも、入学試験科目に英語が入っています。英語力をみると、その受験者の学力が分かるからのようです。英語は、まず、単語やイディオムを覚えなければなりません。それは半端な数ではありません。加えて、文法があります。文法は一種の理論です。英語を理論的に覚えなければなりません。入試では、覚える力があるか、理論的に考える力があるかをみているのです。語学は、それらを調べるのに適した科目だそうです。
入社試験で、英語試験がある場合も、英語が理解できるかを調べているかだけでなく、英語を通して基礎学力があるかどうかもチェックしていることがあります。
それとは別に、特に国際線を持っている航空会社では、英語を、コミュニケーションの手段として使いこなせるかという確認も行なっています。それが英会話面接です。TOEICの点数は、企業側からすれば、あくまで目安なのです。TOEICの点数が高くても、あまり話せない人もいます。一方、話せる人の中には、スラングや若者ことばの人もいます。外資系航空会社の日本人CA募集では、「きれいな日本語を使えること」と書いてあります。きれいな英語を話せるかどうかは、TOEICの点数では分からないのです。
言葉は、小学生でもしゃべることができます。しかし、小学生は話すことができるまでには至っていません。丁寧な言葉の使い分けもできません。日本語面接でも、英語面接でも、応募者の話しているのを聞くと、いろいろなことが分かります。
「(英語面では)規定のラインさえ満たしていれば、あとは入社後に訓練できる」というのは、一定の英語力がないと、訓練でサービス英語を教えても使いこなせないと理解するとよいでしょう。
>今回、幸運にもJAZの二次試験に呼んでいただけた者です。
>JAZは応募資格に英語力の規定ラインが設けられていて、この水準を満たしている人ばかりが受けに来ているのにどうして筆記試験や英会話面接を行うのでしょうか?以前、エアステージでJAZの人事担当者の方が「規定のラインさえ満たしていれば、あとは入社後に訓練できる」とおっしゃっていたのですが、この試験の結果がよくなければ適性がないと見なされてしまうのでしょうか?それとも試験がそこそこ出来ればあとは面接で補えるのでしょうか?
>疑問に思ったのでよろしければ教えてください。お願いいたします。
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