▼あやかさん:
一般的に、就労ビザは、その国に役立つ技術や能力を持っている方に発給されます。日本も同じです。外国人が日本で働きたいからと言っても、誰にでも就労ビザを発給するわけではありません。なぜなら、やたらを発給してしまうと、その分、日本人の働き口が取られてしまうからです。
アメリカやオーストラリアの航空会社が、本国で、日本語を話せるCAを募集するときは、居住権がないと応募できません。アメリカの航空会社でも、ユナイテッド航空やデルタ航空のように、日本で募集することがあります。その場合は、基地が日本になりますので、居住権は不要となります。現時点では、カンタス航空は日本で募集を行っていません。
日本でCA募集している外資航空会社で、シンガポール航空やタイ航空のように、基地がその国にある場合は、航空会社側が日本人CAの就労ビザを取得してくれます。
ヨーロッパ系の航空会社は、社会経験がある方が多いと言えます。自分で行動できたり、自分がやったことに対して自分で責任が取れる大人の女性を好むところがあります。サービス業経験があったり、異文化の人たちと一緒に仕事ができそうな人も好まれます。
一方、アジア系航空会社は、社会経験がある人より、年齢の若い人を好む傾向にあります。航空会社によって、求める人材像が違ってきます。