Page 14 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 通常モードに戻る ┃ INDEX ┃ ≪前へ │ 次へ≫ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ▼Re.アメリカ大学留学 スチュワーデス塾 04/9/23(木) 0:56 ─────────────────────────────────────── ■題名 : Re.アメリカ大学留学 ■名前 : スチュワーデス塾 ■日付 : 04/9/23(木) 0:56 -------------------------------------------------------------------------
▼きららさん: アメリカでは、コローネル大学のホテル学科が有名ですね。ホテル・レストラン業界のトップで活躍している方の多くは、この大学出身者です。航空会社にも何人かいます。また、客室乗務員では、日本の大学のホテル・観光学科で学んだ方もいます。 最近では、留学といってもいろいろありますが、あなたが目指しているのは、正式な卒業証書がもらえる学部留学なのですね。学部留学であれば、ぜひおすすめします。大卒資格を持っていれば、それだけ将来に対する選択肢が広がるからです。卒業後、日本での就職を予定しているならば、なおさらです。 ホテルマネージメントを専攻するとのことですが、これは航空会社のマネージメントにも通じるところがあります。しかしながら、日本では、当学科を卒業したから、スチュワーデスになるのに有利だということは、残念ながらありません。スチュワーデス適正があるかどうかで判断します。スチュワーデスになった後、責任を任されるようになったときは、ホテルマネージメント学を勉強したことがかならず役に立ちます。 Hospitalityについては、その精神は、キリスト教の歴史と深く関わっています。それに近いことばにHospitalがあります。古くは、教会がHospitalの役割を負っていました。そして、弱者をいたわるところがHospitalだったのです。 航空機の旅客は、別の意味で弱者なのです。飛行機に乗る不安を抱え、それに加え、機内では、ジュース一杯飲むにもスチュワーデスに頼まなければなりません。地上では、なにか飲みたければコンビニに行けばよいのですが、それができないのが機内なのです。多くの旅客はじっとがまんをしているのです。旅客の心情を理解し、不自由さを感じさせずに、機内のひとときを過ごしていただくのが、Hospitalityの観点からみたスチュワーデスたちの役割なのです。 サービスとはなにか、Hospitalityとはについては、当塾「現役用講座」にもありますので、読んでみてください。「現役用講座」には、誰でもアクセスできます。 |